Page 11 - 中国共産党第20期中央委員会第4回全体会議コミュニケ
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全会は、次のように指摘した。全会の精神をしっかりと学習・貫徹することは現
在および今後一定期間における全党・全国の重要な政治任務である。さまざ
まな方式で、全会の精神の学習・説明・宣伝をしっかりと行い、全党・全社会が
全会の精神をよく理解するようにする必要がある。全会の精神の貫徹・実践に
着実に取り組み、揺るぐことなく質の高い発展を推進し、新たな発展の形の構
築を加速し、全人民の共同富裕が着実に前進するよう促し、発展と安全をより
よく統一的に考慮し、経済建設と各分野の活動を統一的に推進し、社会主
義現代化を基本的に実現するために基礎をうち固める必要がある。
全会は、次のように強調した。国を治めるには必ずまず党を治めなければなら
ない。党を興隆させてこそ国家は強大になる。党管理・党統治を効果的に行え
ば行うほど、経済・社会の発展はより力強く保障される。「道に終わりはない」と
いう覚悟と執念をもって、全面的な厳しい党内統治を粘り強く推し進め、党の
自己革命という要請を断固として徹底し、党の気風建設の恒常化と長期有効
化を推進し、揺るぐことなく反腐敗闘争に取り組み、第15次5ヵ年計画期の経
済・社会発展目標の実現に確固たる保証を提供しなければならない。
全会は、当面の情勢と任務を分析した上で、断固として今年の経済・社会
発展目標を実現すると強調した。引き続き党中央の決定・配置を的確に実施
し、雇用・企業・市場・期待の安定に力を入れ、経済のファンダメンタルズを安
定させ、経済の持ち直しの動きを持続させ拡大する必要がある。マクロ政策を
持続的に実施して適時に強化し、企業向け支援策を着実に実施し、消費押
し上げ特別行動を踏み込んで実施し、末端の「三つの保障」の最低ラインをしっ
かりと守り、積極的かつ穏当に地方政府の債務リスクを解消する。

