Page 4 - 中国共産党第20期中央委員会第4回全体会議コミュニケ
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めに基礎をうち固めて全面的に力を尽くす肝心な時期であり、社会主義現代
化の基本的実現の道のりにおいて承前啓後の重要な位置を占める。第15次
5ヵ年計画期はわが国の発展環境が急激かつ複雑な変化に直面しており、わ
が国の発展は戦略的チャンスとリスク・課題が併存する時期、不確実で予測不
能な要素が増える時期を迎える。わが国の経済は基盤が安定し、優位性が多
く、強靭性が高く、潜在力が大きいため、長期間の持続的好況を支える条件と
基調に変化はなく、中国の特色ある社会主義制度の優位性、超大規模市場
の優位性、整った産業体系の優位性、豊富な人材資源の優位性が一段と顕
著となる。全党は「二つの確立」の決定的な意義をしっかりと把握し、「四つの意
識」を強め、「四つの自信」を固め、「二つの擁護」を徹底し、戦略的不動心を
保ち、必勝の信念を固め、積極的に変化をとらえ、変化に対応し、変化をはか
り、果敢かつ巧みに闘争し、時化のような、ときには疾風怒濤のような大きな試
練に勇敢に対処し、歴史的能動精神をもって難関を突破し、リスク・試練に立
ち向かい、力を集中して自国のことにしっかりと取り組み、経済の急速な発展と
社会の長期的安定という二大奇跡の新たな一章を刻み続け、中国式現代化
建設の新たな局面を切り開くよう努力しなければならない。
全会は、次のように強調した。第15次5ヵ年計画期の経済・社会を発展させ
るには、マルクス・レーニン主義、毛沢東思想、鄧小平理論、「三つの代表」重
要思想、科学的発展観を堅持し、習近平「新時代の中国の特色ある社会主
義」思想を全面的に貫徹し、第20回党大会と第20期中央委員会各回全
体会議の精神を深く貫徹し、社会主義現代化強国の全面的完成という二つ
目の百周年の奮闘目標の達成を中心に据え、中国式現代化によって中華民

