Page 4 - 2024年政府活動報告
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台数がともに世界全体の 60%を超えた。
――科学技術イノベーションにおいて新たなブレークスルーを実現した。国
家実験室体系の構築が強力に推進された。基幹核心技術の開発は多くの成果を
上げ、航空エンジン、ガスタービン、第 4 世代原子炉など先端設備の研究開発
が大きく進展し、人工知能(AI)、量子技術など最先端研究で成果が次々と生
み出された。技術契約の成約額が 28.6%伸びた。イノベーションによる牽引
力が高まり続けた。
――改革開放がいっそう進んだ。国の新たな行政機構改革がおおよそ完成し、
地方行政機構改革が秩序立てて進められた。全国統一大市場づくりを強化した。
国有企業改革の継続的推進による高度化行動を推進し、民間経済成長促進政策
をうち出した。自由貿易試験区の立地適正化がいっそう進んだ。輸出ベースの
世界貿易シェアが安定し、外資の実質利用が最適化され、「一帯一路」共同建
設の国際影響力と感化力がいっそう高まった。
――安全発展の基盤がうち固められた。食糧生産量が 6 億 9500 万トンとな
り、再び過去最高を更新した。エネルギー・資源の供給が安定した。重要産業
チェーン・サプライチェーンの内製化が進んだ。経済・金融の重点分野のリス
クが着実に解消されていった。現代化インフラの整備が不断に強化された。
――生態環境が着実に改善された。汚染対策堅塁攻略戦を踏み込んで展開し、
主要汚染物質の排出量がさらに減尐し、地表水と近海の水質が改善し続けた。
「三北」プロジェクトの堅塁攻略戦が全面的にスタートした。再生可能エネル
ギー発電の設備容量が史上初めて火力発電を超え、年間導入容量が世界全体の
半分を超えた。
――民生への保障が強力かつ効果的であった。住民 1 人当たり可処分所得が
6.1%伸び、都市と農村住民の所得格差が引き続き縮小した。貧困脱却堅塁攻
略の成果が定着・拡大し、脱貧困地域の農村住民の所得が 8.4%伸びた。義務
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