Page 43 - 2025年度国民経済・社会発展計画の執行状況と2026年度国民経済・社会発展計画案についての報告
P. 43
己審査・自己発行」の試行を改善し、特別枠を設けてプロジェクト建設に充てる特
別債の割合を引き上げ、重要プロジェクトの建設、隠れ債務の置き換え、企業への
政府未払金の支払などへ重点的に使用する。引き続き相当規模の財政支出を維持し、
支出構造の最適化に持続的に力を入れ、消費の押し上げ、「ヒトへの投資」、民生の
保障などの面に対する支援をいっそう重視し、財政資金の運用効果を向上させる。
地方の自主財源とその統一運用能力を向上させ、末端政府の「3 つの保障」の最低
ラインをしっかりと守る。収入増加・支出削減の仕組みを確立・整備し、資源・資
産ストックを積極的に利活用し、財政規律を厳格にし、支出切り詰めの要請を徹底
的に実行する。
引き続き適度な金融緩和政策を実施する。経済の安定的な成長と物価の適正な再
上昇促進を金融政策の重要な考慮事項とし、預金準備率と政策金利の引き下げなど
さまざまな政策ツールを柔軟かつ効果的に活用し、潤沢な流動性を維持し、社会融
資規模(企業や個人の資金調達総額)とマネーサプライの増加が、経済成長や一般
物価水準の所期目標とつり合うようにする。構造的金融政策ツールを改善・刷新し、
適度に規模を拡大し、同ツール実用の方式を完備する。金融政策波及経路の円滑化
をはかり、データ要素、知的財産権など無形資産の役割を十分に発揮させ、考課・
評価、融資担保、リスク補償などの支援策を強化し、金融機関が内需拡大や科学技
術イノベーション、中小・零細企業など重点分野への支援にいっそう力を入れるよ
う導く。クレジット市場の経営行為を規範化し、融資の仲介手数料を削減し、民間
資金調達のコストが低水準で推移するよう促進する。人民元相場の均衡為替レート
に沿った安定的な推移を保つ。
改革措置とマクロ政策との連携を強化する。質の高い発展を推進するには、政策
43

