Page 9 - 2025年度国民経済・社会発展計画の執行状況と2026年度国民経済・社会発展計画案についての報告
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イノベーションにおいて多くの成果を上げ、新質生産力は確実に発展した。基礎研
究費は前年比 11.1%増分の 277 億元を新規投入し、一定規模以上の工業付加価値は
実質で 5.9%伸びた。
(1)国のイノベーション体系の効果を絶えず向上させた。国の戦略的科学技術
力の効果を向上させ、一連の重要科学技術プロジェクトを計画的に実施した。国家
実験室体系を整え、国家実験室の重要研究プラットフォームの整備を支援し、体系
的な開発能力を強化した。国の重要科学技術インフラの計画・配置、整備・管理、
開放・稼働、協同イノベーションにおけるレベルを高め、44 のインフラが完工・稼
動し、「国産高性能超電導磁気共鳴画像診断装置」、「完全超伝導トカマク核融合実
験装置(EAST)にて 1 億度 1000 秒の世界記録を更新」、「祖沖之 3 号量子コンピュ
ーター試作機にて世界トップとなる」など一連の代表的な成果の産出を推し進めた。
国家級科学技術イノベーションプラットフォーム・拠点の構築を強化し、国家新興
産業イノベーションセンターの整備を加速し、国家産業技術工程化センターの最適
化・再編をスタートさせた。全国高等教育機関地域科学技術成果の移転・実用化セ
ンターを整備した。研究開発リーディングカンパニーの役割を十分に発揮させ、企
業による国の重要科学技術プロジェクトの主導または参加をサポートし、企業主導
の産・学・研(企業・大学・科学研究機関)連携によるイノベーションを促した。
(2)重点産業の質的向上・高度化を加速させた。重点産業の構造的矛盾を解消
する政策措置をうち出し、「内巻き式」競争の総合対策が著しい成果を上げ、一定
規模以上の製造業の利益は 5.0%増となった。粗鋼生産量の調節を着実に行い、生
産能力の「減量置換(旧式生産能力の解消拡大による置き換え)」に力を入れた。
石油化学産業における精製油削減・石油化学製品増加・質的向上を推し進め、吉林
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