Page 3 - 2025年度中央・地方予算の執行状況および2026年度中央・地方予算案についての報告
P. 3
(一)2025 年度一般公共予算の収支状況
1. 全国の一般公共予算
国際経済貿易環境が急激に変化し、物価が低水準で推移し、不動産市場が依然として
調整中にあるといった要因の影響を受け、財政収入の伸びが大きな圧力に直面してい
た。各地区・各関連部門は積極的に対策を講じ、法律・法規に基づいて徴税を行い、徴
収すべきものはもれなく徴収し、財政支出の管理を強化し、節減を第一に考え、前年度
の当初予算を基本的に達成した。
全国の一般公共予算の歳入は 2024 年度より 1.7%減の 21 兆 6044 億 8800 万元で、予
算の 98.3%であった。その内訳は、租税収入が前年度比 0.8%増の 17 兆 6363 億 2300
万元、税外収入が前年度比 11.3%減の 3 兆 9681 億 6500 万元であり、これは主として
中央部門による一時的な特別上納収入が基準値を引き上げたことによる。これに予算
安定化基金、政府系基金予算、国有資本経営予算からの繰入金および前年度の繰越金・
2
剰余金計 1 兆 5753 億 7800 万元を加えた歳入総額は、3 兆 1798 億 6600 万元となった。
全国の一般公共予算の支出は前年度比1%増の28兆7395億4200万元で、予算の96.8%
となり、これは主として党・政府機関に対する支出切り詰めの要請の貫徹や、必要性の
低い支出や非重点支出の縮減、実績値に基づいて決済した一部の支出が当初予算を下
回ったことなどによるものであった。これに中央予算安定化基金への補充金支出 1003
億 2400 万元を加えた歳出総額は、28 兆 8398 億 6600 万元となった。歳入から歳出を差
し引くと、赤字額は予算と同額の 5 兆 6600 億元となった。
2. 中央の一般公共予算
中央の一般公共予算の歳入は前年度比 6.5%減の 9 兆 3962 億 6200 万元で、予算の
96.9%であった。これに中央予算安定化基金からの繰入金 1000 億元、中央国有資本経
3

