Page 69 - 2024年度国民経済・社会発展計画の執行状況と2025年度国民経済・社会発展計画案についての報告
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ち出し、炭素排出算定制度、炭素予算制度、カーボン・フットプリント管理体系、
カーボン・オフセット認証制度を確立して整備し、国家温室効果ガス・エミッショ
ンファクター・データベースを拡充して整備する。全国温室効果ガス排出権取引市
場、温室効果ガス自主的排出削減取引市場、グリーン電力証書市場の整備を推し進
める。第 2 期グリーン・低炭素先端技術モデルプロジェクトのリストを発表し、第
2 期国家二酸化炭素排出量ピークアウト試行を着実に展開し、ゼロカーボン産業パ
ークの整備プランをうち出す。二酸化炭素排出削減支援ツールの実施期限を 2027
年まで延長し、カーボンファイナンス商品と関連ツールの刷新を秩序立てて推進し、
グリーン保険を発展させる。エネルギー多消費・二酸化炭素多排出のプロジェクト
を力強く効果的に規制し、重点分野の省エネ・低炭素化とエネルギー消費設備の更
新を迅速に推進し、エネルギー消費の多い重点事業体の管理を強化し、省エネ・炭
素排出削減の標準体系を整え、エネルギー消費効率標識制度を踏み込んで実施する。
資源・環境要素の市場化配分体系を整備する。グリーン・低炭素産業の健全な発展
のエコシステムをつくり、グリーン建築・グリーンエネルギー・グリーントランス
ポーテーションなど新たな成長分野を育成する。石炭開発のグリーン・スマート化
とクリーン・高効率利用に力を入れる。新エネルギーの開発・利用を統一的に考慮
し、集中型と分散型新エネルギーの健全な発展を力強く秩序立てて推進し、砂漠地
帯・ゴビ砂漠・荒地地帯の新エネルギー基地の整備を加速し、洋上風力発電基地の
整備を秩序立てて行い、電力の地産地消と域外送電網の整備を統一的に考慮する。
再生可能エネルギー主力電源化行動の実施に力を入れる。石炭火力発電の低炭素化
モデル事業を推進する。新型エネルギー貯蔵系統接続管理をいっそう規範化し、調
達の仕組みを持続的に整える。全面的節約戦略を実施し、「エネルギー・水・食糧・
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