Page 3 - 政府活動報告
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中央党史和文献研究院译
定的に保障され、住民 1 人当たりの可処分所得は実質で 5.1%伸び、貧困脱却
堅塁攻略の成果は定着・拡大し、義務教育、基本養老、基本医療、社会救済な
どの保障は強化された。重点分野のリスクが秩序立てて効果的に解消され、社
会全体の安定が保たれた。
「前進」の足取りが確実で力強いものであった。これは主に以下の点に表れ
ている。産業の高度化が新たな進展をみせ、食糧生産量は初めて 7 億トンの大
台に乗り、1 ヘクタール当たりの収穫高は 75.75 キロ増加した。ハイテク製造
業、設備製造業の付加価値はそれぞれ 8.9%、7.7%伸び、新エネルギー車の
年間生産台数は 1300 万台を突破した。情報通信・ソフトウエア・情報技術サ
ービス業とリース・ビジネスサービス業の付加価値はそれぞれ 10.9%、10.4%
伸びた。イノベーション能力がさらに向上し、集積回路、人工知能(AI)、量
子技術などの分野で新たな成果をあげた。月探査機「嫦娥 6 号」は人類史上初
めて月の裏側からサンプルを採取して帰還し、地球深部調査船「夢想」が就役
した。技術契約の成約額は 11.2%伸びた。生態環境がさらに改善し、地区級
都市および地区級以上都市の微小粒子状物質(PM 2.5)平均濃度は 2.7%低下し、
大気質優良日の割合は 87.2%に上昇し、水質が優良な地表水の割合は 90.4%
まで高まった。GDP1 単位当たりのエネルギー消費量の減少幅は 3%を超えた。
再生可能エネルギーの新規導入容量は 370 ギガワットであった。改革開放にさ
らなる突破があり、党の 20 期 2 中全会、3 中全会の改革計画を着実に力強く
実行し、機構改革を全面的に完了し、全国統一大市場の構築、定年の段階的引
き上げなど重要な改革措置を次々とうち出した。製造業の外資規制をすべて廃
止し、「一帯一路」共同建設の貿易・投資協力を絶えず拡大し高度化した。
昨年一年を振り返ると、これらの成果を収めるのは容易ではなかった。外部
環境の変化がもたらす不利な影響は強まる一方であり、国内の長年蓄積された
深層部の構造的な問題が集中的に顕在化し、内需の低迷、成長期待が相対的に
低いなどの問題が重なり、局地的洪水などの自然災害が頻発し、経済・社会の
安定した動きを維持するのはいっそう厳しくなっていた。重なり合う困難と試
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