Page 20 - 2025年度中央・地方予算の執行状況および2026年度中央・地方予算案についての報告
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を 5 兆 900 億元、地方の財政赤字を 8000 億元とし、新規赤字をすべて中央財政に計上
する。全国の政府系基金予算の歳出は前年度比 5.1%増の 11 兆 8663 億元となる。 ②公
債発行ツールの組み合わせを最適化し、より良い効果を発揮させる。新規発行の政府
債務を相当な規模に維持し、構造を適度に調整する。地方政府特別債の新規発行上限額
を 4 兆 4000 億元とし、重点プロジェクトの建設や隠れ債務の置き換え、政府による企
業の下請代金支払遅延問題解消などを支援する。引き続き 1 兆 3000 億元の超長期特別
国債を発行し、「二つの『重』」の建設と「二つの『新』」の取り組みなどを支援する。
3000 億元の特別国債を発行し、国有大型商業銀行の中核的自己資本(Tier1)注入を支
援する。③移転支出の資金効果を向上させ、地方政府の自主運用可能な財政力を増強
させる。 中央から地方財政への移転支出を前年度比 2.2%増の 10 兆 4150 億元とし、そ
のうち、財政均衡化のための移転支出が前年度比 3.7%増の 2 兆 8340 億元、県級基本
財政保障体制奨励金・補助金が前年度比 2.1%増の 4895 億元である。質の高い発展の
促進奨励金に 500 億元を計上して、地方が能動的に経済を発展させ、収入の「パイ」を
大きくすることを奨励する。これと同時に、一部の特別移転支出などを切り詰め、地方
財政力支援の移転支出を増やす。一部の省を選んで、移転支出金における資金運用の整
理・統合を試行し、地方の移転支出金運用の統合力を増強させる。④継続的に歳出構
造の最適化に力を入れ、重点分野への保障を強化する。予算配分にメリハリを付け、
重点を際立たせ、歳入を増やして歳出を切り詰めるメカニズムを確立して整備し、ゼロ
ベース予算という方式を活用して支出予算の硬直化傾向を打ち破り、非効率・無効な支
出は大いに切り詰め、国家重大戦略的任務への財政保障を強化し、より多くの資金を消
費の押し上げ・「ヒトへの投資」・民生保障などに充て、経済成長の持続力を強化し、人
民大衆の獲得感を強める。⑤財政・金融との協同を強化し、政策の効果を拡大する。
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