Page 31 - 2023年度国民経済・社会発展計画の執行状況と2024年度国民経済・社会発展計画案についての報告
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主義」思想によって心を結束させ魂を磨き、科学的に導いたたまものであり、各地

                区・各部門が果敢に責任を担い、地道で粘り強く努力したたまものであり、全党・


                全国各民族人民が一致団結してたゆまず奮闘したたまものである。その過程で、全

                国人民代表大会は正しく監督し、効果的に監督し、法に基づいて監督し、全国人民


                代表大会代表は法に基づいて国家権力の行使に参加し、経済・社会発展活動に対し

                て優れた意見・提案を数多くうち出し、全国政治協商会議は政治協商・民主的監督・


                参政議政を強化し、全国政治協商会議委員は積極的に有益な助言や提案を出し、党

                中央の定めた重要な政策・活動計画の徹底を推進する上で重要な役割を果たした。


                   同時に、世界の百年に一度の変動はその速さを増し、世界経済の成長はいまなお

                コロナ前の水準に回復しておらず、世界貿易・投資は伸び悩み、安定を揺るがす源


                とリスクは著しく増え、外部環境の複雑さ、厳しさ、不確実性は明らかに高まって

                いる。3 年にわたるコロナショックを経験し、国内経済の回復・発展それ自体に数


                多くの難題を抱え、長い間蓄積された深層部の矛盾が次々と顕在化し、多くの新た

                な問題や新たな状況が後を絶たず、◇有効需要は依然として不足し、個人消費は低


                迷し、消費者マインドは弱く、不動産投資は持続的に下押し圧力を受け、民間投資

                意欲は依然として振るわず、国際貿易的制限と摩擦は輸出の安定に重くのしかかり、


                ◇実体経済はかなり多くの困難に直面し、産業イノベーション能力の向上が待たれ、

                基幹核心技術の海外依存の問題はいまだに目立っており、一部の新興分野では資源


                配分の重複や投資過熱の問題が存在しており、一部の業種、中小企業と自営業者が

                生産・経営面の困難に直面しており、◇一部の分野ではリスクを解消する圧力が大


                きく、一部の地方債務、金融などのリスク要因が依然として際立ち、不動産業界の

                ビジネスモデルの刷新にはなお一定のプロセスが必要となり、◇民生保障には不足



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