Page 19 - 2024年度国民経済・社会発展計画の執行状況と2025年度国民経済・社会発展計画案についての報告
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興計画、農業強国づくり加速化計画を公布・実施し、都市・農村発展の調和性を持

                続的に向上させた。


                  (1)貧困脱却堅塁攻略の成果が持続的に定着し、拡大した。引き続き再貧困化・

                貧困化防止のための動的モニタリング・支援の仕組みを充実・改善した。東部・西


                部の連携と地域指定型支援の仕組みを活用し、重点地域への支援が著しい成果を上

                げた。支援産業の質の高い発展を促進し、832 の脱貧困県の主力産業の総生産高が


                1 兆 7000 億元を超えた。移住・転居による脱貧困世帯集住地域の持続可能な発展を

                支援する特別キャンペーンを展開し、移住・転居した脱貧困層の就業率が 95%を超


                えた。ワークフェアを大いに実施し、年間 330 万余りの低所得層の就業を促した。

                再貧困化防止のための雇用拡大堅塁攻略行動を踏み込んで展開し、脱貧困層の就業


                者数(就業規模)が 3300 万人を超えた。新春キャンペーン、金秋キャンペーンの

                生産者応援活動を行い、産直活動の仕組みと産業提携体系の確立を推し進め、年間


                生産者応援総額が 4500 億元を超えた。

                  (2)現代農村産業の発展レベルが着実に向上した。食糧生産量が過去最高を更


                新し、初めて 7 億トンの大台に乗った。「おかずカゴ」の商品供給は十分であった。

                包括的食料観をしっかりと実践し、食糧作物・商品作物・飼料作物の統一的計画、


                農林畜水産業の結合、植物・動物・微生物を組み合わせた多元的な食物供給体系の

                構築を加速した。農業の重要科学技術イノベーションプロジェクトの実施を加速し、


                農業機械脆弱部分補強行動に新たな突破があった。農村産業の融合発展を支援し、

                農産物加工業の収益は向上し、農村観光と特色ある文化産業で農民を豊かにすると


                いう効果が日増しに顕著になった。新型営農主体の質・効果を高め、年間 109 万 4000

                の経営主体の作業面積が延べ 21 億 4000 万畝(約 1 億 4267 万ヘクタール)を超え



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