Page 9 - 2024年度国民経済・社会発展計画の執行状況と2025年度国民経済・社会発展計画案についての報告
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(三)革新駆動型発展戦略を踏み込んで実施し、イノベーションの先導的役割を

                一段と発揮させた。全面的なイノベーション支援に向けた基礎的制度の整備を急ぎ、


                科学技術成果は加速度的に実際の生産力へと転化した。1 人当たりの労働生産性が

                実質で 4.9%増の 17 万 4000 元、社会全体の研究開発(R&D)費は実質で 8%増の 3


                兆 6000 億元、R&D 費に占める基礎研究費の割合は 6.91%となり、人口 1 万人当た

                りの価値の高い発明特許保有件数は 14 件となった。


                   (1)科学技術イノベーション体系を持続的に整えた。新型挙国体制の優位性を

                十分に発揮させ、国の戦略的科学技術力を強化し、国家科学技術重要特別プロジェ


                クトを全面的に始動した。国家実験室体系の構築を着実に推し進めた。重要科学技

                術インフラの体系的整備の推進を加速し、ライフサイクル全体の管理水準を高めた


                結果、すでに 39 の施設で運営が始まっている。企業主導の産・学・研の高度融合

                体系を整備し、企業研究開発準備金制度の確立を推進し、ベンチャー投資の質の高


                い発展を後押しし、研究開発リーディングカンパニー、「専・精・特・新」型中小

                企業を育成して成長させることに取り組み、科学技術イノベーションの主体として


                の企業の地位は不断に強化された。

                   (2)大きなイノベーションの成果が次々に生まれた。月探査機「嫦娥 6 号」が


                人類史上初めて月の裏側からサンプル持ち帰りを達成した。宇宙環境地上シミュレ

                ータが完成され、運用を開始した。中国初の地球深部調査船「夢想号」が完成・就


                役した。5 ヵ所目の单極観測基地である秦嶺基地がオープンした。集積回路の産業

                チェーン全体におけるコア技術のブレークスルーが加速し、鴻蒙オペレーティング


                システム(HarmonyOS)が勢いよく発展した。第 3 代超伝導量子コンピューター「本

                源悟空」がオンラインでの運用を開始した。「祖沖之 3 号」プロセッサが量子優位



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