Page 37 - 2025年度国民経済・社会発展計画の執行状況と2026年度国民経済・社会発展計画案についての報告
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して顕在化している。◇高供給・低需要の矛盾が際立ち、不動産開発投資は持続的

                に減少し、インフラ投資の伸び率がプラスからマイナスになり、製造業投資の伸び


                率はさらに鈍化し、投資全体に下押し圧力が強まり、消費の伸びは原動力に欠け、

                物価は低水準で推移している。◇一部の企業はさまざまな生産難・経営難に直面し、


                一部の業種では「内巻き式」競争問題が依然として際立ち、市場の期待はやや弱い。

                ◇新旧原動力の転換任務が重く、従来の原動力の成長は緩やかさを増し、新興産業


                の経済に対する牽引力向上が待たれる。◇大衆の雇用・所得増加が難しくなり、公

                共サービスには依然として少なくない不足部分や脆弱部分があり、省エネ・低炭素


                化・汚染対策の任務は比較的に重い。◇一部の地方では財政収支の矛盾が際立ち、

                経済・社会発展と債務解消を統一的に推し進めることも難易度がやや高く、不動産


                市場の調整が進行しており、重点分野におけるリスクと潜在リスクはやや多い。

                   われわれは困難や課題にしっかりと向き合うべきであるだけでなく、それらの問


                題の多くは、発展やパターン転換の中で生じるものであり、努力を通じて解決でき

                るものであり、わが国の経済が長期間の持続的な好況を支える条件と基調に変化は


                なく、発展の原動力と大国の強靭性は持続的に増強していると認識すべきである。

                発展のチャンスから見れば、◇経済のグローバル化は逆行の流れに見舞われている


                とはいえ、依然として大勢の赴く方向であり、新たな科学技術革命と産業変革が加

                速度的に進み、わが国は一部の分野において既に優位性を形成している。◇グロー


                バルガバナンスの赤字が増す中、わが国の提供する公共財に対するニーズは日増し

                に拡大し、わが国は有利な環境を構築し、経済・貿易協力拡大のプラスの要因を多


                く持っている。有利な条件から見れば、◇制度の優位性の面で、党中央の集中的・

                統一的指導は経済活動へのしっかりとした取り組みを根本から保証し、5 ヵ年計画


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