Page 9 - 2022年度中央・地方予算の執行状況および 2023年度中央・地方予算案についての報告
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予算の歳入は 2698 億 9200 万元となった。中央国有資本経営予算の支出は前年度比


               60.6%増の 1710 億元で、予算の 99.2%となり、主に産業チェーン・サプライチェーン


               の安定維持に力を入れたためである。その内訳は、中央レベルの支出が 1661 億 200 万


               元、地方への移転支出が 48 億 9800 万元であった。一般公共予算への繰出金が 900 億

               元であった。次年度への繰越金が 88 億 9200 万元となったのは、主に予算執行の中で


               一定の収入超過があり、関連規定に基づき次年度に繰越したためである。


                  地方国有資本経営予算における地方レベルの収入は前年度比 5.5%増の 3345 億 2900


               万元であった。中央国有資本経営予算から地方への移転支出金 48 億 9800 万元および

               前年度からの繰越金 133 億 200 万元をこれに加算すると、歳入は 3527 億 2900 万元と


               なった。地方国有資本経営予算の支出は前年度比 2.2%増の 1734 億 3000 万元であっ


               た。地方の一般公共予算への繰出金は 1606 億 5000 万元、次年度への繰越金は 186 億


               4900 万元であった。


                 (四)2022 年度社会保険基金予算の収支状況


                  全国の社会保険基金予算の収入は前年度比 4.8%増の 10 兆 1522 億 9800 万元で、予

               算の 101.2%となった。そのうち、保険料収入が前年度比 5.9%増の 7 兆 3169 億 7400


               万元、財政補助金収入が前年度比 4.8%増の 2 兆 3682 億 1700 万元であった。全国の社


               会保険基金予算の歳出は前年度比 5.5%増の 9 兆 1453 億 1100 万元で、予算の 99%と


               なった。2022 年度の収支剰余金は 1 兆 69 億 8700 万元で、同年度末時点の剰余金残高

               は 11 兆 4789 億 4600 万元であった。


                  中央社会保険基金予算の収入は予算の 88.2%となる 376 億 2000 万元、支出は予算の


               73.1%となる 363 億 5200 万元で、予算を達成しなかったのは主に一部の中央政府機


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