Page 8 - 2023年度中央・地方予算の執行状況および2024年度中央・地方予算案についての報告
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政府系基金予算から地方への移転支出による収入 893 億 1900 万元、地方政府特別債の
発行収入 3 兆 8000 億元を加えた歳入総額は、10 兆 5180 億 5000 万元となった。地方政
府系基金予算の支出は前年度比 8.2%減の 9 兆 6487 億 3600 万元で、これは主に国有地
使用権譲渡収入が落ち込み関連支出が減尐したことによる。
(三)2023 年度国有資本経営予算の収支状況
国有資本経営予算管理の関連規定に基づき、国有資本経営予算の収入は主に国有企
業の前年度に上げた純利益から一定比率で徴収し、支出は収支均衡の原則にのっとり
予算を組んだ。
全国の国有資本経営予算の収入は前年度比 18.4%増の 6743 億 6100 万元で、当初予
算の 125.9%となり、これは主に地方が資産の処分に力を入れ、所有権の譲渡による一
時的収入増と、地方国有資本経営予算の収入の大幅増によるものである。全国の国有
資本経営予算の支出は前年度比 1.5%減の 3345 億 2200 万元で、当初予算の 96.4%を
達成した。
中央国有資本経営予算の収入は前年度比 3.4%減の 2263 億 5900 万元で、当初予算の
93.9%となった。これに 2022 年度の繰越金 88 億 9200 万元を加えた歳入総額は、2352
億5100万元となった。中央国有資本経営予算の支出は前年度比12.6%減の1495億1600
万元で、当初予算の 85.5%を達成し、その内訳は、中央レベルの支出が 1450 億 6100
万元、地方への移転支出が 44 億 5500 万元であった。中央一般公共予算への繰出金は
750 億元であった。次年度への繰越金は 107 億 3500 万元であった。
地方国有資本経営予算における地方レベルの収入は前年度比 33.6%増の 4480 億 200
万元であった。これに中央国有資本経営予算から地方への移転支出による収入 44 億
5500 万元を加えた歳入総額は、4524 億 5700 万元となった。地方国有資本経営予算の
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