Page 9 - 2023年度中央・地方予算の執行状況および2024年度中央・地方予算案についての報告
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支出は前年度比 9.2%増の 1894 億 6100 万元であった。地方一般公共予算への繰出金は


               2629 億 9600 万元であった。

                 (四)2023 年度社会保険基金予算の収支状況


                  全国の社会保険基金予算の収入は前年度比 8.8%増の 11 兆 1499 億 6900 万元で、当


               初予算の 102%となった。そのうち、保険料収入が前年度比 9.1%増の 8 兆 1784 億 6600

               万元、財政補助金による収入が前年度比 8.5%増の 2 兆 4899 億 2600 万元であった。全


               国の社会保険基金予算の支出は前年度比 9.6%増の 9 兆 9281 億 2900 万元で、当初予算


               の 101.3%を達成した。2023 年度の剰余金は 1 兆 2218 億 4000 万元、同年度末時点で

               の剰余金残高は 12 兆 8782 億 7200 万元となった。


                  中央社会保険基金予算の歳入は 375 億 3800 万元で、当初予算の 73.9%であった。歳

               出は 388 億 9100 万元で、当初予算の 76.1%の達成となり、これは主に、一部の条件を


               満たした事業体を在北京中央・国家機関・事業体の基本養老保険に移す作業が想定よ


               り長引いたことによる。企業従業員基本養老保険の全国統一管理制度の導入により、

               地方からの上納分の収入は 2715 億 8000 万元となったが、中央財政からの同名義の交


               付金は 2716 億 3200 万元(両者の差額 5200 万元は、主に前年度の全国統一管理・調整

               資金の利息分)であった。以上のことから、中央社会保険基金予算の 2023 年度歳出は


               歳入を 14 億 500 万元上回り、同年度末時点の剰余金残高は 78 億 1300 万元となった。


                  地方社会保険基金予算の歳入は 11 兆 1124 億 3100 万元で、歳出は 9 兆 8892 億 3800

               万元であった。地方から中央への上納分と中央から地方への交付分の間に 5200 万元の


               差額が出たが、この要因を考慮に入れると、2023 年度の剰余金は 1 兆 2232 億 4500 万

               元、同年度末時点の剰余金残高は 12 兆 8704 億 5900 万元となった。社会保険基金の全


               国統一管理・調整を行った結果、中・西部地区と東北旧工業基地などの省・自治区は


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