Page 14 - 2023年度国民経済・社会発展計画の執行状況と2024年度国民経済・社会発展計画案についての報告
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専用設備の販売・組立て規制を撤廃した。
(六)ハイレベルの対外開放を拡大したことで、国際的な経済協力・競争におけ
る新たな優位性が不断に増強された。よりハイレベルの開放型経済新体制の整備を
加速し、「一帯一路」共同建設の質の高い発展を推し進め、国際経済貿易投資協力
の新たな一章を切り開いた。
(1)質の高い「一帯一路」共同建設において多大な成果を上げた。第 3 回「一
帯一路」国際協力サミットフォーラムを成功させ、23 ヵ国の首脳と国連事務総長が
招きに応じて出席し、151 ヵ国と 41 の国際組織の代表が参加し、458 の協力成果を
得た。中国・中央アジアサミットを成功させ、首脳会合メカニズムを確立した。代
表的なプロジェクトと「小さくても素晴らしい」民生プロジェクトを統一的に推進
して、中国=ラオス鉄道が安定的かつ効率的に運行し、ジャカルタ=バンドン高速
鉄道が完工・開通し、アフリカ疾病予防管理センターなどの民生プロジェクトが移
管・運営開始し、「魯班工坊」の整備が質的向上・高度化した。デジタル経済、科
学技術イノベーション、グリーン発展、医療衛生・ヘルスケアなど新しい分野にお
いて協力の成果を不断に上げた。多国間・地域の枠組みを通じた E コマース協力が
著しい成果を収め、「シルクロード E コマース」のパートナー国が 30 ヵ国となった。
「中欧班列」は安定的で円滑な運行を維持し、欧州 25 ヵ国の 217 都市を目的地と
して運行し、累計で年間運行本数が 6%増の計 1 万 7000 本となり、18%増の 190
万標準コンテナの貨物を輸送した。引き続き産業・投資をめぐる国際協力を深化さ
せた。「一帯一路」参加国において非金融分野の直接投資は 28.4%増の 2240 億 9000
万元となり、「一帯一路」参加国との財貿易額は 2.8%増の 19 兆 4700 億元に達し、
貿易輸出入総額に占める割合は 46.6%に上った。「一帯一路」共同建設 10 周年の宣
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