Page 17 - 2024年度中央・地方予算の執行状況および2025年度中央・地方予算案についての報告
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り、全国人民代表大会が審査・監督を強化し、全国政協が民主的監督を強化したたまもの
であり、各地区・各部門および全国各民族人民がともに努力したたまものである。
しかし一方で、予算の執行と財政活動にはなおいくつかの課題や不足がある。その主な
ものは、◇さまざまな要素の影響を受けて、租税収入が落ち込み、公有地使用権譲渡収入
が減尐し続け、一部の地方政府の財政収支の不均衡が比較的深刻になっている。◇一部の
政府投資プロジェクトの前期作業が着実なものとなっておらず、投資の方向・構造を最適
化する余地がなおあり、民間投資をけん引する政府投資の役割をさらに発揮する必要があ
る。◇財政の科学的管理水準の向上が待たれ、予算の実績管理に脆弱部分が存在し、プロ
ジェクトの支出基準体系が整っておらず、一部の予算利用部門は資金利用・財務会計・資
産管理などの面で、規範性・綿密性を欠け、資金・資産・資源の統一的管理と利用効率を
いっそう向上させる必要がある。◇地方政府債務に対する長期的かつ効果的な監督管理の
仕組みの確立・整備が待たれ、隠れ債務の新規増加や債務解消の不徹底、特別債資金の流
用などを防ぐ任務は依然として重い。◇財政・経済規律に違反した行為が後を絶たず、財
務会計の監督になお持続的に力を入れる必要がある。われわれはこうした問題を大いに重
視し、積極的に措置を講じてこれらの解決に向けて取り組んでいかなければならない。
Ⅱ.2025 年度中央・地方予算案
2025 年は第 14 次 5 ヵ年計画の詰めの年であり、予算編成作業と財政活動をしっかりと
行うことは重要な意義を持つ。党中央と国務院の定めた政策・活動計画に基づき、安定を
保ちつつ前進を求め、前進を以て安定を促し、根本を貫いて革新を起こし、「確立が先・
廃止はあと」という方針を堅持し、政策を一体的に策定して統合的に推進し、効果的な市
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