Page 31 - 2025年度国民経済・社会発展計画の執行状況と2026年度国民経済・社会発展計画案についての報告
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ら高基準農地への段階的な改造という実施案をうち出し、東北の典型的黒土地帯と
720 の食糧増産重点県に焦点を当て、当該県に対する支援を強化した。食糧生産地・
消費地の省間横断的利益補償の仕組みを始動させて実施し、農産物のコストに関す
る調査をしっかりと行い、籾米・小麦の最低買付価格政策を完備して実行し、籾米・
小麦・トウモロコシ・大豆に関するフルコスト保険および栽培収入保険の適用範囲
拡大を推進した。食糧の買付・販売および備蓄管理体制・仕組みの改革を深化させ、
食糧市場をしっかりとコントロールし、食糧の貯蔵・物流施設の整備を強化し、食
糧流通の質・効率向上のためのプロジェクトを実施した。エネルギーの生産・供給・
貯蔵・販売の体系整備を強化し、一次エネルギーの生産量は標準炭換算で 51 億 3000
万トンとなった。夏季全国電力使用量の度重なる記録更新と、豪雨・洪水・冠水な
ど深刻な災害の多発といった多重の圧力を克服し、全国電力システムの安全かつ安
定した運営を保障し、エネルギー需要ピークとなる夏季の安定供給をしっかりと行
った。石炭および天然ガスの生産・供給を最適化し、エネルギー安定供給確保の中
長期契約締結・履行にしっかりと取り組み、人民大衆が冬を暖かく過ごせるよう確
保した。探鉱突破戦略行動の実施にいっそう注力し、国内の重点鉱山建設を推進し、
レアアースなどのレアメタル産業について全過程管理を強化し、海外との鉱物資源
開発・協力を深化させた。国家備蓄のインフラ整備を加速させた。データ流通セキ
ュリティ・ガバナンス制度を整備し、権利・利益の保護と責任の明確化の仕組みを
充実させた。
(2)重点分野のリスク解消において積極的な進展を見せた。地方政府の債務リ
スク解消を着実に推し進め、既存の隠れ債務を置き換えるための再融資債券を 2 兆
元発行し、置き換えた後の平均利息コスト下げ幅は 2.5 ポイント以上となり、地方
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